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USB-MIDIインターフェース初版

25/6/16

執筆者:

往年の名機を復元する

以前、USB-MIDIインターフェースを市販の評価ボードとユニバーサル基板で作った記事を投稿しました。


ハードウェアはそれほど複雑なものではないので、どんどんソフトウェアを作っていきました。

その時、あの名機「MIDI TIME PIECE」を思い出しました。

アメリカMard of the Unicorn社の製品です。

私はMIDI TIME PIECE IIを2台同時利用、MIDI TIME PIECE AV (USBタイプ)を1台所有していました。


MacやPCが高性能化、特にUSBでMIDIが扱えるようになると、MIDIを搭載せず、USBを搭載した電子楽器も出てきました。


MIDI TIME PIECEはMIDI信号のプロセッシングが非常に優秀でした。

MIDI機器同士のマージ、ルーティングがとても細やかに設定でき、通信回線上のトラフィックを減らすためのイベント・ミュートという機能も充実していました。


この手作りのMIDIインターフェースでMIDI TIME PIECEを復元できるんじゃないか?

そんな気がしてきました。


音楽業界には身を置きませんでしたが、それに近い業界で開発を経験し、いろんなメーカーのマイコンを使っていく中で、通信や信号処理のことは勉強できる環境にいました。


さらに、どうせやるなら基板化して見た目もよくしてみたい...


ということで初版を作って見ました。

動作は問題なく、初版で一発動作という、会社勤めの時にはありえない完成度(笑)


しかし、やはりプリント基板の初版あるあるで

  • フットプリントのミス

  • 部品配置のミス(操作するDIPSWや、動作確認LEDの位置)

はありました。

そこで改版して第2版を製作に出したのですが、うっかり内層のデータを送り間違えてしまい、駄作を作ってしまいました。

もちろん、費用は全額支払わなくてはいけません...


現在、第2.1版の到着を待っているところです。

MIDI TIME PIECEはもう販売されていません。

おそらく、あそこまでMIDIをがっつり使ったスタジオ環境が今はないのでしょうか...

でも、ニーズはあるような気がしています。


開発奮闘記をこちらに投稿しました。

ファームウェア開発の記事はこちらに投稿しました。

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